今日から始めるバトルトリニティ指南書! 職業:僧侶編
※本記事は当ブログに掲載されていた『今日から始めるバトルトリニティ!職業:僧侶編』のリニューアル記事となります
この記事は僧侶の動かし方について書いていきます❗
弱いと思っている方々の間で度々議論に上がる僧侶ですが、この記事では『どういう点が弱くて初心者さんにオススメしないのか』も含めて解説していこうかと思います🩺
1.僧侶について
レベル1
HP150
移動速度1.0
レベル2
HP200
移動速度1.2
レベル3
HP250
移動速度1.2
パッシブ
・納品時1個につき味方全員のHP7回復
度重なるアップデートで強化はされているものの、依然他職と比較して性能が厳しめな上級者向けで、熟練プレイヤーですら判断に困るような展開でも適切な対応を求められる職業です。こと弱点に関しては枚挙にいとまがなく、十分な知識なく使ってもサンドバッグになりがちです。
しかしながら僧侶にしかない強みは確かに存在しており、その強みをフル活用していかに味方のサポートに徹せれるかが勝利へのカギです!安西さん早く強化して!
2.スキル
ホーリーマジック(Ⅰ⇒Ⅱ⇒Ⅲ)
Ⅰ:55ダメージ
CT:6秒
Ⅱ:85ダメージ
CT:6秒
Ⅲ:115ダメージ
CT:6秒
前方四角型の範囲攻撃。
僧侶唯一の攻撃スキルで、範囲が狭い、威力が低い、スキルの発生が遅いと、とにかく扱いにくく貧弱な性能です。このスキルは基本的に、戦士やデスマスターなどがスタンさせた相手への追撃でしかほぼ使用しません。
ちなみに魔法攻撃に該当する為、魔法攻撃を無効化するスキルである盗賊の『防魔の法』には為す術がなく、狙われた時点で負け確定です。誇張抜きに何も出来ない為、ひたすら逃げて味方に助けを求めましょう。
宝玉のころも(Ⅰ⇒Ⅱ⇒Ⅲ)Ⅰ:4秒間10ダメージ軽減と移動速度上昇
CT:16秒
Ⅱ:5秒間15ダメージ軽減と移動速度上昇
CT:14秒
Ⅲ:6秒間30ダメージ軽減と移動速度上昇
CT:12秒
自身を中心に範囲内にいる全ての味方に、特定の時間ダメージ固定軽減と移動速度上昇効果を付与するスキル。
後述する蘇生も大切ですが、このスキルこそが僧侶のメインスキルと言っても過言ではなく、適切に扱えれば納品の得点で優位に立ちやすいです。
通常時でもあれば嬉しい効果ですが、ダメージ軽減が一番効力を発揮するタイミングは対武闘家の時で、固定ダメージ軽減が故に武闘家の複数回攻撃の仕様と滅法相性が良く、わずか数秒とはいえど沈黙させられるのは強みです!ただし、レンジャーの攻撃スキルは一切の防御効果を無効にするので注意が必要です。
ですが最も重要なのはもう1つの効果である『移動速度上昇』で、明確な使用タイミングはジュエルが沸く時間になります。陰形の法を使った盗賊よりも速く動けるようになるので、本来なら間に合わないはずのジュエル回収を可能にし、相手が取りそうなジュエルを横取りしたりと、一時的ではありますが味方の行動範囲を広げられます。
それ故にジュエルの沸き時間を把握しておくことは僧侶において必修であり、これが出来る人と出来ない人とでは納品ポイントの差に大きく影響します。
聖者の祝福(Ⅰ⇒Ⅱ⇒Ⅲ)
Ⅰ:倒れた味方を最大HPの60%分で蘇生させる
CT:50秒
Ⅱ:倒れた味方を最大HPの70%分で蘇生させる
CT:50秒
Ⅲ:倒れた味方を最大HPの80%分で蘇生させる
CT:50秒
リスポーン待機中の全ての味方を一定量のHPで復活させるスキル。
僧侶のメインスキルその2で、強力な分CTがとてつもなく長い為、使うタイミングを間違えると味方への負担が激増します!レベルアップするとCTがリセットされる関係で再使用可能になる為、序盤こそ遠慮せず使っても大丈夫ですが、レベル3になってからは味方が倒れたからすぐ蘇生する使い方はご法度!少し非情な言い方ですが蘇生には優先順位があり、それを見極めるのが難しい点です。
簡単に優先順位をつけると
戦士、武闘家、魔法使いなどの前衛 > デスマスター > レンジャー > 盗賊 > 僧侶
になります。
自分の目線で活躍していると思われるプレイヤーの蘇生を優先しましょう!
※コラム(何故上級者向けなの?)
僧侶だけは特別に追加解説。公式による詳しい職業解説などがない関係もあり、とにかくトラブルが絶えない職業なので、何故オススメできないのかをかいつまんでご説明します。
①自衛が出来ない
僧侶のHPはレベル3で250です。これは魔法使いと並んで全職業で最も低い値となります。魔法使いは低耐久の代わりにそれに見合った強力な攻撃スキルを与えられていますが、一方で僧侶は唯一の攻撃スキルの威力が115。同じく攻撃スキルを1つしか持たない盗賊と比較してもかなり低いです。
ただでさえHPが低いのに火力もないので、狙って来た相手を退ける力がありません。それ故にとにかく倒されやすく、1対1の状況で盗賊に追われた場合は確定で倒されます。スキルの項でも説明した通り、宝玉のころもは固定ダメージを軽減する効果がありますが、盗賊の攻撃スキル閃光のやいばの威力はレベル3で140です。
流れで説明すると
ころもを使う(ダメージ30軽減)⇒ 盗賊の攻撃で110ダメージ ⇒ CTが間に合わず次のころもが打てない ⇒ 先に盗賊のCTが終わるので再度閃光のやいばで140ダメージ ⇒ 計250ダメージとなるので倒される
・・・こうなります。
つまり使おうが使わまいが2回攻撃されたら倒されます。反撃しようにも防魔の法で無効化されるので完全に詰んでます。対盗賊戦を例として挙げましたが、それに限らず他の職業相手も同様に勝てません。その為常に味方の援護を必要とするので、味方からすれば気苦労が絶えません。
②ボーナスバルーンになりやすい
蘇生に成功すると大量の経験値が得られる関係で、他職と比較してもレベルアップのスピードが段違いに早いです。しかしレベルが上がっても結局は弱い為、レベル2の相手ですら退けるのは難しいです。
自身の現在レベルより高いレベルを持つ相手を倒すと、通常の5倍経験値をもらえる仕様なので、相手がレベル3になる前に倒されてしまうと、相手のレベルアップを大幅に早めてしまいます。なので相手のレベルが上がりきるまでの間、絶対に倒されてはいけません。これを知らずにやられる行為を繰り返すと、相手のサポートをしているに等しい状態になってしまいます。
じゃあずっと後ろに下がってれば良いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それをしてしまうと残り4人の負担が激増します。それ故に立ち位置は他職以上に注意が必要です!
③活躍したと勘違いする補助ポイント一昔前にツイッターでランキングに関する内容のツイートが、炎上まではしなかったもののぼや騒ぎになった事例があります。ツイート主が上の画像と類似の画像を載せ「負けた!私は僧侶だけど上位だから頑張ってる!けど味方が・・・」といった、味方を批判する趣旨のツイートをしていました。
ルールを知らない方から見れば、口は悪いけど確かに活躍してるしなあ。と思ってしまいそうですが、実際は僧侶だけに存在する特別なポイントが上乗せされているからランキングに載れているんです。そのポイントの正体は『蘇生』です。
蘇生が成功する度に大量の経験値が得られるのは②で書いた通りなんですが、この大量の経験値が何とそのままランキングポイントに加算されてます!(一応ポイントの上限値は450)蘇生1回につき経験値と同じ100ポイントもらえ、尚且つ1試合を通して使用する蘇生の回数は最低でも5回以上です。
つまり意図的に蘇生を使わない、または蘇生を失敗しない限り、どんな適当な蘇生でも毎試合必ず450ポイントが付与される計算になります。(対戦相手を倒した際に得られる経験値18人分に相当)
それを踏まえた上で再度ランキング表を見て下さい。・・・それはまあ、とれるよねって感想になりませんか?しかしながらこの事実を大半の方は知らないので、あたかも活躍してるように見えてしまうんですよね。
僧侶で胸を張って活躍したと言える試合結果は
チームが1位をとり、尚且つ個人ランキングで自身以外のメンバーも軒並みランクインしている
ぐらいでなければ現状扱えてるとは言い難いです。
以上これら3つの点から、筆者はオススメしてません。試合中に考える事がとにかく多く、それなりに場数を踏んだ方でなければ足を引っ張るだけで終わってしまうからです。ですが個人的にはオススメはしないだけであって、これから僧侶覚えたいッ!と向上心のある方は使っても問題ないと考えています。ジュエル武器も可愛いですしね!
3.戦い方
(状況により100%正解とはならないので、あくまで参考程度に留めて下さい)
◆ころもを撒こうジュエル沸きのタイミングで使用することはスキルの項で説明した通りですが、それ以外には素早くトライロックに辿り着きたい時に用います。開幕などはその筆頭で、いかに左右いずれかの陣を占領するかは後の展開に影響する為、スタートしたら崖上で使用して味方全員の速度を上げておきましょう!
またばくだん岩などを投げ込まれた際の緊急時にも有効です。しかし残念ながら僧侶はバージョン6.0現在で、レベル2の時は単独でばくだん岩が爆発するまでに倒せず、レベル3になっても相手にホーリーマジックを当てられる距離の時に設置されないと基本間に合いません。・・・なので味方にころもを撒き、一緒に処理してもらうようお願いしましょう!
◆ミニマップを確認して味方を蘇生しよう
最序盤から中盤にかけては、多少雑な蘇生をしても大丈夫です。ある程度の優先順位は守りつつ、倒れた味方を蘇生してあげましょう。中盤以降の蘇生で一番やってはならないのがばくだん岩で倒れた、もしくはその付近で倒れた味方を蘇生する事です。
ばくだん岩の攻撃判定は少々特殊で、エフェクトが消滅するまで持続しているらしく、その判定が出ている最中で蘇生してしまうと、何と蘇生時の無敵判定を通り越して再度倒れます!貴重な蘇生を無駄にするだけでなく、味方の復帰時間も伸ばしてしまうという最悪の結果に繋がってしまいます。
呼び出された援軍玉や味方がどこで倒れたのか・・・などの情報はミニマップで確認できます。細心の注意を払って蘇生しましょう!
残り1分を切ったら、ここぞという時まで蘇生は温存しましょう。CTが50秒なので、使ってしまうと事実上打ち止めになります。最終盤は特に攻防が苛烈になる為、一瞬で陣が奪われることも珍しくありません。僧侶最大の見せ所といっても過言ではない場面です。改めてミニマップと得点ボードを確認して、陣の削れ具合やその場にいる人数、味方のHPの減り具合など・・・ありとあらゆる情報を駆使して、どのタイミングで使うのが効果的かを見極めましょう。この蘇生はかなり戦況に響き、接戦ならそのまま勝ちにもっていける強さがあります!
◆最終盤は自由に動こう最終盤は相手のレベルも上がり切っている為、コラムで紹介したボーナスバルーンになることもありません。相手本陣に突撃するもよし、手薄な箇所のフォローに向かうのもよし、状況に応じて臨機応変に戦いましょう!
最後の蘇生を終えた僧侶は無視される傾向が多いので、それを逆手に取ってばくだん岩などを決めるのも面白いかもしれませんね!
4.終わりに
現トリニティで最難関職業とされる僧侶❗適当に使っても本当に何も出来ないぐらい性能が低いので、野良などで使う以上はちゃんとお勉強しましょう📃
盗賊と同じく同チームに2人以上いると味方の負担は計り知れないものになるので、チームに1人までが理想です👏理解するまでに膨大な時間が掛かりますが、ちゃんと秀でた部分はあるので、その強みを生かした立ち回りを目指しましょう🙌